時をかける少女
テアトル新宿で見てきた。16時前に到着したけど、19時からの回の整理券は97番だった。コミケ帰りの人やらカップルやらで混雑。
相方はお気に召さなかったようだけど、俺は80%ぐらい満足。相方の不満点は――
- 主人公の声がキンキンしすぎ、音でかすぎ
- 主人公に全然感情移入できない
- 前半がもったりしすぎ
だそうだ。
俺はというと、終盤ちょっと泣きかけた。特に屋上で泣くシーン。あと前半と同じ静物カット (時計や高速道路) のリピート。ああいう、何気ない (のに意味深な) カットを描かせたら世界一だぜ、細田守。主題歌もやっぱりよかったなぁ。
久々に相方と意見が割れた映画だ。そこで思ったのが、この映画って「男の中にある乙女心をくすぐる映画」なんじゃなかろうかと。あと、共学なのに彼女ができなかった「恋に恋する少年」だった俺みたいな人々にストライクっぽい気がする。