DISASTER DAY OF CRISIS
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: Video Game
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通常パートではけが人などを見つけて救助、敵に見つかると (特定の場所に移動したらエンカウントなんだけどね) 戦闘シーンに移行するシステム。でもこれがなんか微妙にマッチしてないんだよな……。絶体絶命都市とタイムクライシスを足して割った感じだけど、融合してないから後で付けました感がどことなく。まぁ純粋にFPS・TPS的な作りにしちゃうと、なれてない人が置いてけぼりになっちゃうだろうからね。戦闘自体も蛇足かなぁとは思ったりもするが、あれをなくしてしまうとそれこそまんま絶体絶命都市だしな……。難しいところだ。
なんといっても一番の矛盾は、レスキューが目的のかなりの割合を占めるのに、その一方で (敵とはいえ) レスキューする人数以上にぶち殺しているところだなぁ。まぁここら辺はアメリカ映画っぽいご都合主義をまんまパロディにしたってことで俺は納得している (笑) 主人公も海兵隊あがりとはいえ、特殊部隊相手にたった1人で勝ち上がるのもね。まぁ主人公補正ということで。
いい点と言えば、やっぱり災害の描き方だな。地震、噴火、洪水、津波、ハリケーンともう至れり尽くせり。逃げるシーンでは、リモコンとヌンチャクを振ったら加速するシステムなんだけど、けっこうゼェゼェ言うぐらい振らないと逃げ切れなかった。なかなか恐怖感があります。だけどけっこう難しいんだよなー。個人的にはカーアクションパートが苦手で、もう本当に何度も投げようと思った。特に津波とハリケーンの中の追跡。最低10回はやり直した。
なんつーか、全体的にちぐはぐな部分が見え隠れしてて惜しいなぁ。