モノとしてのXbox360

まぁ事前情報通りでしたな。私のスタンスとしては「欲しいゲームが出たらハードの購入を考える」なんで、ハードはどーでもよかったりするんだけど、やっぱりこのデザインはちょっといけてないなぁ。いや、先代Xboxよりは100倍マシなんだけど、グッと来るものがないよねぇ (まだモックだけどさ)。テレビの横に置きたいか? と聞かれたらNoだな。エレクターラックになら置くだろうけど。っていうか、DELLっぽくね?

なんつーか、MSが関わったものって、ソフトもハードも「足し算のデザイン」なんだよなー。「とりあえずつけとけ」みたいなね。Appleや《絶頂期の》ソニーなんかだと「引き算のデザイン」で、無駄な機能や装飾を省くわけですよ。ファッションなんかでは「ミニマル」ともいいますな。方向性がまるで反対なのよね。ジョン・ガリアーノとヘルムート・ラングみたいな (この例えはわかるのだろうか……)。

往々にして「足し算のデザイン」ってのは寿命が短いわけでして。一過性のブームや狙ってやってんならそれでいいんだけど、長く売れ続けるものってのはだいたいが「引き算のデザイン」だよなとふと思ったり。

まぁこの辺は私がミニマル好き (音楽ジャンルじゃないよ) ってのもあるから、色眼鏡で見てるかもしんないけど、モノとしての魅力はないと感じますな。まぁそれでも本当にやりたいゲーム出たら買っちゃうんだろうけどね(; ´ω`)